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腰痛の原因は


s_lumbago日本では、腰痛は極めて多い症状です。男性の症状の第一位、女性の症状では、肩こりについで、第二位(平成25年度国民生活基礎調査)となっています。

多くは1週間ぐらいで、軽快するぎっくり腰のような急性のものから、4週間から、3ヶ月未満の亜急性腰痛、3ヶ月以上続く慢性腰痛まで、いろいろです。

原因は、脊椎由来(背骨の異常)、神経由来、内臓由来、血管由来、心因性とさまざまです。

下肢の症状を伴わない腰痛は、原因の特定は困難で、治療は、痛みを軽減して、日常生活に支障が出ないようにすることが目的になります。

脊椎に異常がある場合は、椎間板ヘルニア、脊椎すべり症、脊柱管狭窄症、骨粗しょう症、脊柱靱帯骨化症、感染症、腫瘍などがあります。

腫瘍が原因の場合や、重症例、早期の社会復帰を目指す場合は、手術になりますが、軽症例では、薬物療法や、神経ブロックなどのペインクリニックでの治療がおこなわれます。

転移性悪性腫瘍や解離性大動脈瘤などの緊急性の高い疾患で、腰痛が起こる場合があり、ありふれた腰痛でも、油断はできません。

 


頭痛のいろいろ


s_cc-library0100107263ii0l頭痛を大きく分けると、一次性頭痛二次性頭痛に分かれます。一次性頭痛は、頭痛そのものが、病気の頭痛で、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛、その他の頭痛があります。

二次性頭痛は、クモ膜出血、脳腫瘍、椎骨動脈解離、髄膜炎、薬物の使用、眼科、耳鼻科の病気など、他の原因となる疾患があって、その症状の一つとして頭痛が起こるものを言います。

一次性頭痛は、症状は辛いですが、生命に関わることは、まずありません。しかし、一ヶ月に何回も頭痛に悩まされる人もいて、普通の社会生活を送るのが困難になってきます。このようなときには、どのような種類の頭痛なのか診断をうけて、治療を受けることによって、頭痛に悩まされることのない生活に戻ることができます。

二次性頭痛は、症状が軽いものであっても、生命に関わる重大な病気もあるので要注意です。二次性頭痛の診断は、丁寧な問診、CTやMRIの検査が大切です。一般に神経の脱落症状(ものが2重に見える、話しづらい、手足に力が入らない、歩き辛い)、吐き気がする。吐いた。仰向けに横になって、頭をあげ、顎を胸につけようとしてもできないなどがあるときは、すぐに医療機関を受診しましょう。


ペインクリニックって何ですか?


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ペインクリニックは、今でも、多くの方には馴染みない言葉かも知れません。元来は、英語の “pain clinic” か出た言葉で、”pain”は痛みを、”clinic”は外来診療を意味しているので、痛みの外来診療ということになります。大学病院などでは、ペインクリニックの患者さんが、入院していたりするので、外来に限らず、「痛みを治療する専門部門」の意味で使われています。

痛みを専門的に治療すると言っても、腑に落ちない方もいるかもしれません。頭が痛くなったら、脳外科 に行くことでしょう。お腹が痛ければ、内科にかかるかもしれません。膝が痛ければ、整形外科を受診すると思います。これらの科は、あたりまえですが、病気を治療する科です。ところが、診断された病気に有効な治療法がなければ、痛みを取ることができません。そもそも、肩こりや、片頭痛、緊張型頭痛のように、どこにも病気が見つからないことさえあります。このような場合、病気を治療する科では、十分な痛みの治療ができません。

ペインクリニックでは、頭部、胸部、腹部、背部、会陰部、上下肢などの全身の痛みを、内服薬、神経ブロック注射、レーザー照射、電気刺激、認知行動療法などの方法を使って治療しています。


5/16 開院いたしました


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京王線八幡山駅から!歩いて1-2分の所で、内科、ペインクリニック医院を開業しました。場所は、杉並区と世田谷区の境界で、甲州街道と環状八号線の交差点近くです。静かなところですが、お隣は、「佳燕」という中華料理屋さんです。初めてのスタッフミーテイングも佳燕さんでやりました。おすすめです。