エコーガイド下筋膜リリースとトリガーポイント


トリガーポイントとは、腰痛や肩こりの患者さんに見られる普通の力で皮膚を押した時に、異常な痛みを感じる場所のことです。トリガーポイントでは、痛みだけでなく、硬くなった筋肉のコリ(索状硬結)を皮膚の下に触れることもあります。場合によっては、飛び上がるほどの強い痛みや、発汗や、鳥肌が立つなどの自律神経症状がでることもあります。
以前から、トリーガーポイントに少量の局所麻酔薬を注射することによって、頑固な肩こりや腰痛を改善する治療が行われていました。最近では、トリガーポイントは、知覚神経が集まる筋膜の上にあって、筋膜が癒着して、厚くなっている場所に高率にあることが、報告されています。この癒着を剥すことによって、痛みが軽減することが分かってきました。

最近では、超音波断層装置(超音波エコー)を用いることにより、筋膜の肥厚をリアルタイムで観察しながら、生理的食塩水を注入することにより、癒着した筋膜を剥離する筋膜リリースという腰痛や肩こりの治療ができるようになってきています。新しい治療法なので、現在のところ健康保険ではできませんが、マッサージと変わらない程度の費用でやっているところが多いようです。当院では、簡単なものは、4000円複雑なものは6000円の自費診療で行なっています。
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上の写真をクリックすると動画が始まります。この動画は肩こりの患者さんの僧帽筋と肩甲挙筋の間の筋膜をリリースしているときの超音波イメージです。視聴後は、ブラウザの戻る出戻って来てください。